ロッテ・吉井監督「バントできなかったのは痛かった」九回無死二塁、高部のバント失敗を悔やむ 接戦落とし借金は最多タイの11に

 9回、空振り三振に倒れ天を仰ぐ藤原。捕手・若月(撮影・開出牧)
 8回、寺地の遊直で飛び出して併殺となり肩を落とす代走・小川(57)。捕手・若月(撮影・開出牧)
 7回、森の捕邪飛を好捕した寺地(中央)。左は手を差し伸べる一塁手のソト。右後方はベンチで手を叩く吉井監督(撮影・開出牧)
3枚

 「ロッテ1-2オリックス」(28日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテは接戦を落とし、借金は今季最多タイの11に戻った。二回に高部の2試合連続先制打となる適時打で1点を先制。先発・種市は5回5安打されながら無失点に抑えたが、2番手・ゲレーロが同点とされた。九回は4番手・中森が2死から連打を浴び決勝点を献上した。

 吉井監督は敗因としてバント失敗を挙げた。1点を追う九回は無死からソトが右中間二塁打で出塁。池田を代走に送った。次打者・高部は2度バントをファウルし、左飛に倒れ走者を進めることができなかった。

 「やっぱりバントできなかったのは痛かったですね。ああいうところをきっちり決められるチームになっていかないと、なかなか勝ち切れないのかなという風に思います」と振り返った。

 今後に向けて「確実にアウトにできるのも確実にできるように、バントにも言えるんですけど、バントは難しいっちゃ難しいんですけども、ヒット打つよりは比較的確率、成功確率が高いと思うので、そういうものはしっかりできるようにみんなでやっていきたいと思います」と基本プレーの徹底を誓った。

 明るい材料もあった。九回は2死二塁から代打・岡が右前打を放ち勝負強さを発揮。「岡はしばらく試合で出なかったんですけども、難しいピッチャーを1球で打ってくれたんで、そこは良かった」と言う。その打球で二走・池田がコーチの指示で三塁に止まったことには「ベンチから見ててもわからないので、こっちからなんとも言えないです。多分ストップだったんだと思います」と話した。

 遊撃・友杉は同点の八回2死満塁の場面で西川の二遊間への打球をダイビングキャッチしアウトにするなど、好プレーを連発。「素晴らしかったです。はい。ほんと素晴らしかったです」と賛辞を送っていた。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス