西武・高橋光成は4度目の挑戦も地元初白星ならず 同点の7回1失点で降板 121球の力投は「今年に入って一番」
「西武-楽天」(27日、上毛新聞敷島球場)
地元・群馬出身の西武・高橋光成が7回7安打1失点(自責点0)で降板。公式戦では2年連続4度目の前橋の登板で、またしても白星はならなかった。
過去3度は0勝2敗。昨年8月20日のオリックス戦は5回7安打無失点だったが、勝ち負けはつかなかった。
この日は味方打線がネビンの5号中越えソロで1点を先制。高橋は六回に味方の失策から1死二塁のピンチを迎えると、鈴木大の右前適時打で同点に追いつかれた。七回も1死二、三塁のピンチを招いたが小深田を左犠飛、中島を空振り三振に仕留めて切り抜け、激しくグラブを叩いて雄たけびを上げた。
降板後、球団を通じて「地元群馬で登板できることは特別ですし、試合の方も作ることができてよかったです。今年に入って今日のピッチングが全体的に一番よくて、メカニックなどもかみ合っていました。きょうのピッチングをきっかけに、これからさらによくなっていけると思いました。いいきっかけになりました」とコメントした。



