DeNA2位浮上 敵地マツダで今季初勝利 牧8試合連続安打「こっちのリズムで攻撃ができていた」

 4回、先制の本塁を踏んだ牧を出迎える三浦監督(撮影・市尻達拡)
 5回、左翼線に適時二塁打を放つ牧
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 「広島1-2DeNA」(23日、マツダスタジアム)

 背番号2が快打を放つと、チームに勢いが生まれる。DeNA・牧秀悟内野手(27)が五回2死一塁で2点目となる適時二塁打を左翼線へ放った。四回の打席でも二塁打を飛ばし、オースティンの先制打をお膳立て。2本の二塁打で敵地マツダスタジアムでの今季初勝利に貢献した。

 「(二塁打は)両方とも追い込まれてギリギリ打てたという感じ。2点しか取れてないことは何となく頭にありました」

 広島の先発・森下とは今季ここまで3試合対戦し、いずれも7回以上を2得点に抑え込まれていた。しかし、この日は六回限りで降板させた。「こっちのリズムで攻撃ができていた」と振り返る牧自身も8試合連続安打と好調を維持。チームでただ一人、開幕から全43試合に出場しており、「(試合に)出ている人が率先してやるべきだという思いでやっています」と主将らしい自覚がみなぎっている。

 接戦を制して、貯金は今季最多の4。広島を抜いて2位に浮上した。首位の阪神とは1ゲーム差だが、牧は「(試合を)落とさない限り順位は落ちない。勝ちにこだわってやっていきたい」。その言葉は力強かった。

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