楽天・石井一久GM 連続試合出場ストップの浅村の欠場に言及「総合的に判断」本人にも説明「チームとして色んなことを考えながらシーズンを進めたい」
「楽天0-1西武」(20日、きたぎんボールパーク)
楽天の石井一久GMが試合後、連続試合出場が1346試合でストップした浅村の欠場について言及した。
「今年は皆さんみての通り、色んな調子が上がらない人とか、ファームに行ったりもしていたし、しっかりキャンプの頭からみんなで一つになってやっていこうという話をしている。主力には多くのプレータイムを過ごしてほしい。9割ぐらいはしっかりと出てほしいというのがあるので、他の1割というのは、チームの底上げというところも大事だと思う。1割のところで主力というのはフィジカルとメカニックというところのリカバリーと実戦の量というところは考えながら、球団としてもやっていきたい。確かに連続試合出場というのは本当に素晴らしいこと。無理にそれを続行することもないし、彼がやってきたことというのは素晴らしいことに変わりないんですけど、その一方で他にもやっぱりやることもあるし、今年はやっぱりこれからのチームにとってすごく大事なことも含めて一緒にやっていかないといけない」と、説明した。
試合前にも本人にも意向を伝え「最大限リスペクトをして、チームとしていろんなことを考えながらシーズンを進めたいという話は彼としました」と明かした。本人からの申し出ではなかったとし、「いろんなことを本当に総合的に判断して、今のその調子、これから上がってきてくれるはずの選手、色んなことを考えた時にさっきの9割じゃないですけど、フィジカルだったりテクニカルのリカバリーというところと、出場の量というところも総合的に判断して」と、語った。
延長に入れば、出場の可能性もあったという。「無理やり(試合に出さない)ということではなくて、延長になった時に彼の力が必要なので。ただ、優先順位として、今日は一番後ろでスタンバイしてもらった」とした。
通算2000安打まであと2と迫っている浅村はこの日、今季初めてスタメン落ち。最後まで出番がなく、2015年8月8日・オリックス戦から続いていた歴代4位、パ・リーグ1位の連続試合出場記録が1346で止まった。





