侍・井端監督 50歳の誕生日にWBC連覇の誓い「いい試合を見せて優勝したい」
侍ジャパンの井端弘和監督(50)が12日、50歳の誕生日にWBC連覇を誓った。40歳で現役引退してから10年。「全国民が願っていることかなと思う。いい試合を見せて優勝したいなと思う」と歓喜のVを脳裏に描いた。
決戦の時が近づいてきた。誕生日ケーキを前に笑顔を見せた指揮官だが、WBCの話題になれば自然と表情が引き締まる。劇的な優勝を成し遂げた前回大会。威信を取り戻すべく、米国代表はヤンキースのジャッジが初出場し、主将を務める。また、ドジャースのベッツ、エンゼルスのトラウトらも意欲を示す。
「野球選手として40歳で区切りを付けて50歳でWBCがある。この10年間、ネット裏やコーチも含めて、やってきたことを出せたらと思います」
前哨戦として、11月には日韓戦(15、16日・東京ドーム)が組まれた。韓国とは3月の本戦1次ラウンドでも同組。また、6日の初戦は昨年11月プレミア12の決勝で、0-2の完封負けを喫した台湾が相手。「パワーアップしていくつもりでいる」とリベンジを誓う。天命を知る50歳。世界一に続く道を突き進むだけだ。





