侍・井端監督「阪神よく見に行くことになる」候補者8人“代表ジャック”期待
「阪神春季キャンプ」(3日、宜野座)
阪神キャンプを視察した野球日本代表・侍ジャパンの井端弘和監督(49)が阪神から8人の候補者を挙げ、「阪神はよく見に行くことになる」と“代表ジャック”を期待した。来年3月の第6回WBCは開幕まで残り1年。シビアな見極め時期に入る中で、虎戦士に大きな期待を寄せた。
「佐藤(輝)、大山。中野も前回WBCに選ばれています。代表入りしていないけど、近本も力のある選手で期待する」。3月5、6日の強化試合・オランダ戦に選出した石井や、才木、桐敷らの名前を列挙もすると、森下の名前を振られ「忘れていました」と頭をかいた。それほど阪神には候補者が多い裏返しでもある。
開幕後はメジャー視察も進める中で「チーム単位で行っていたけど、ここからは重点的に絞っていく」とし、「阪神にはいい選手がいっぱいいるので、よく見に行こうかなと思っています」と注視していく考えを明かした。この日実際に名前を挙げたのは8人。アマチュア時代から高橋や門別、前川らにも注目していた。虎戦士が連覇を狙う侍ジャパンのカギを握る。




