13日先発のDeNA・ケイ 阪神・近本を警戒 前回対戦3の2「彼が出るといろんな攻撃ができるので」
DeNAのアンソニー・ケイ投手(30)が12日、神奈川・横須賀市内で先発予定の13日の阪神戦(ハードオフ新潟)に備え最終調整した。首位を走る猛虎との対峙(たいじ)に「今、日本で一番いい打線だと思う。他のチームが主力をケガで欠いている中、1番から9番まで気が抜けない」と警戒。特に近本の出塁を徹底封じすることがカギだと力説した。
「モリシタ選手、オオヤマ選手、サトウ選手。いいバッターがそろっていますが、一番大事なことは、チカモト選手を塁に簡単に出さないこと。彼が出るとバントやエンドランとかいろんな攻撃ができるので、まず抑えていきたい」。阪神とは4月3日に対戦し、7回4安打無失点と好投したが、対近本は3打数2安打だっただけに、最重要ポイントに置いた。
地方球場は昨季の富山に続いて自身2度目で、初の新潟に「日本のまだ見たことのない部分を経験できるのは楽しみ」とケイ。南場智子オーナー(62)の故郷でもあり毎年恒例の主催試合となっているが、一昨年から2連敗中とあり、虎退治で3年ぶり白星をもたらす。(福岡香奈)





