巨人痛恨逆転負けで首位陥落 阿部監督「細かいミスが出ちゃったから。流れをつかめなかったよね」
「ヤクルト5-2巨人」(9日、神宮球場)
主砲不在の中、痛恨の逆転負けで首位陥落。巨人・阿部慎之助監督(46)は「攻撃のミス、細かいミスが出ちゃったから。流れをつかめなかったよね」と攻撃でのミスを敗因に挙げた。
初回からヤクルト先発・高梨を攻めて無死一、二塁とした。だが、若林のバントが捕邪飛で得点を奪えず。続く二回も1死から坂本、増田陸の連打で一、三塁とした後、赤星はスリーバント失敗に終わった。
それでも三回に相手失策で先制。四回は増田陸の1号ソロが飛び出し2点をリードした。ただ五回以降は無得点で終盤に逆転を許し、最後は一発攻勢で突き放された。
故障で岡本が長期離脱となり、好機を効率的に得点へつなげたい巨人。指揮官も「難しいが、当たり前のことを当たり前にできれば流れは自然と来てくれる。そこが今日はできなかった」と厳しい表情を浮かべた。