ヤクルトが接戦落とす 守護神・石山が2発浴びて今季12試合目で初失点 高津監督は奮起促す

 「ヤクルト3-5広島」(7日、神宮球場)

 ヤクルトは接戦を落とし2連敗。借金は今季ワーストの7に膨らんだ。 同点の九回に投入した守護神・石山が誤算だった。堂林にソロを浴び今季12試合目の登板で初失点。菊池にもソロを打たれてこの回、2失点を許した。右腕は「失投なので申し訳ない気持ちしかないです」と険しい表情を浮かべて唇をかむ。

 高津監督は「もちろんあの場面で投げるピッチャー。一発というのを警戒しているのは間違いないと思います。ただ一発を打たれる原因は、あるわけなので」と指摘する。開幕からストッパーを担ってきた男を「これまでよく頑張ってきました」とした上で「リリーフは打たれた次の日、次のゲームが非常に重要だと思う。次のゲームに期待したいと思います」と語った。

 指揮官は、現役時代に決して広いとは言えない神宮を本拠地にするツバメ軍団で守護神を務めてきた百戦錬磨のレジェンド。今後も抑えで起用する重要なピースの石山の奮起を促した。

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