ヤクルト・村上はいまだ実戦復帰メド立たず 上半身のコンディション不良で離脱中 高津監督が言及 山田らベテランの奮起促す
「ヤクルト-広島」(6日、神宮球場)
ヤクルト・高津臣吾監督(56)は広島戦が雨天中止となった6日、上半身のコンディション不良で離脱中の村上宗隆内野手(25)について言及した。
「(伝えられることは)正直、何もないですね。野手に関してはあまりいい報告はないかな」と説明する。村上の実戦復帰のメドについても「立っていないです」と明かした。
村上は上半身のコンディション不良で出遅れ開幕も2軍スタート。4月17日・阪神戦(神宮)に今季初めて出場登録され「4番・右翼」で即先発出場。九回の打席でスイング直後に苦悶(くもん)の表情を浮かべ、自ら交代を要求。自らベンチに下がり緊急交代となった。翌日18日にわずか1日で出場選手登録を抹消され、戦列を離れて調整を行っている。
村上ら主力が続々と離脱する苦しいチーム事情もあり、最下位と低迷にあえぐ。「落ち着いて固定したメンバーを組めていない。その分、若い選手はすごくチャンスだと思う。反対に言えば、哲人(山田)とかムーチョ(中村悠)とかベテランが元気で若い選手を引っ張ってくれるような打線であってほしいなと思います」。苦境だからこそ若手の躍動と、山田と中村悠というベテランの奮起を促した。




