低評価の下馬評を覆す西武を支える2枚看板 ともに防御率は驚異の0点台 貯金3でリーグ2位

 「日本ハム3-4西武」(3日、エスコンフィールド)

 西武の今井達也投手が7回4安打無失点の好投で3勝目(1敗)を挙げ、防御率は試合前の0・69から0・59へと良化した。チームは一時借金4と苦しんだが、これで6連勝。貯金を今季最多の3とし、日本ハムを抜いて2位に浮上した。

 西武は昨年5月26日に松井監督の休養を発表した段階で借金は15だったが、その後、渡辺GMが監督代行を務めても状態は一変せず、最大で借金45を抱え、最終的には49勝91敗3分けの最下位でシーズンを終えた。

 開幕前の下馬評は決して高くなく、開幕直後には最大で借金4を抱えたが、リーグトップの防御率2・35を誇る投手陣を軸にし、徐々に巻き返しを図ってきた。

 今井を上回る数字を残しているのが左腕の隅田だ。4試合に登板して1完封を含む無傷の4連勝。規定投球回に到達しているパ・リーグ投手の中で唯一、被本塁打がないなど、今井を0・01上回る防御率0・58をマークしている。

 2021年の日本シリーズでは、オリックスとヤクルトがそれぞれ前年最下位からリーグ優勝を果たし、日本シリーズで対決している。

 西武は過去に前年最下位から翌年に優勝したことはないが、西口監督は2008年の渡辺監督以来となる監督1年目でのリーグ優勝を成し遂げることができるだろうか。

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