打率4割を切ったオリックス・太田椋 再び大台に乗せることはできるか 史上初の4割打者誕生へ

 オリックス・太田椋
最終打率を3割8分9厘とし、プロ野球記録を樹立したランディ・バース(1986年10月)
日本ハム時代の近藤健介(2017年6月)
3枚

 「楽天0-7オリックス」(3日、楽天モバイルパーク)

 両リーグで唯一、打率4割台をキープしていたオリックスの太田椋内野手が4打数無安打に終わり、打率・396。約2週間ぶりに4割の大台を割り込んだ。

 今季全試合に出場している太田。今季5度目の無安打試合となったが、今季は2試合連続無安打が一度もないだけに、反撃に期待がかかる。

 近年では2023年にDeNAの宮崎敏郎内野手が、開幕から約2カ月後の5月25日・巨人戦まで打率・402をマークしていたことがある。最終的に打率は・326となったが、自身2度目の首位打者に輝いた。

 ちなみに、プロ野球の歴史で最終的にシーズン打率4割をマークした打者はいない。過去最高打率は、阪神・バースが1986年に記録した打率・389。続くのが2000年のオリックス・イチローで・387。右打者となれば、2008年の横浜・内川の・378が最高打率だ。

 惜しかったのは2017年の日本ハム・近藤(現ソフトバンク)。右太ももを痛めて戦線離脱する6月6日まで打率・407をキープ。9月28日に復帰し、最終的に打率・413をマークしたが、規定打席443に対し、近藤は231打席と遠く及ばなかった。

 太田はこれまでにタイトル獲得経験はない。プロ7年目。飛躍の1年とすることができるか。

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