オリックス・太田 月間39安打 ブーマー、谷佳知に並ぶ球団右打者月間最多安打 打率・411「本当にできすぎ」

 「オリックス5-0ロッテ」(30日、京セラドーム大阪)

 絶好調男の快音が鳴りやまない。4月最後の試合でオリックス・太田椋内野手がチームの勝利を決定づける2点タイムリー。球団右打者では最多タイとなる月間39安打目で、打率も両リーグ断然トップの・411。「本当にできすぎ」。謙遜気味に発した言葉がかえって頼もしい。

 やはり打った。打席での雰囲気が違う。この日の見せ場は1点リードの三回1死二、三塁。相手先発・種市のフォークを捉えたライナー性の打球が中前で弾んで、2者が生還。この一打が球団右打者では1984年4月のブーマー、03年9月の谷佳知と並ぶ月間最多安打となった。

 4月の月間打率・415。最も気を使っているのは故障防止だ。「(特に)筋肉系のけが」で、練習前に風呂につかってからストレッチしてグラウンドに出ることが日課となっている。

 「まだ、あまり(世間に)認知されていないのですが」。ロッテとの今カード2連戦は「Bsオリっこデー2025」と銘打たれ、ユニホームの背ネームは自身で決めたニックネームなどをつけた。太田の『タマル』は自身のグッズにプリントされた『太田丸』にちなんでのもの。自らの活躍で『タマル』を定着させたい。

 まだシーズンは序盤。「(好調を)継続できるように」と太田。チームは連勝で5カードぶりの勝ち越しを決めて貯金5に。首位快走の立役者が勢いをさらに加速させていく。

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