日本ハム 元同僚・上沢沈めた!万波V弾 ソフトバンク3連倒に新庄監督「大きくないわけはない」

 7回、本塁打を放った万波(右)=撮影・西田忠信
 7回、万波に勝ち越しソロを浴びた上沢(撮影・西田忠信)
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 「ソフトバンク2-3日本ハム」(1日、みずほペイペイドーム)

 負けられない相手に、まずはしっかり勝ちきった。日本ハムは23年までチームメートだった上沢とのシーズン初対戦。しぶとく攻めて、最後は一発で沈めた。ソフトバンクに対して22年7月以来の同一カード3連勝も決め、新庄監督も「大きくないわけはない」とうなずいた。

 四回まで無安打に封じられていたが、2点を追う五回に清宮幸と万波の連打で好機をつくり、郡司の今季チーム初犠飛と捕逸で同点に。そして迎えた七回だ。1死から万波が甘く入ったスライダーを豪快なスイングで左越えに運ぶ決勝6号ソロ。上沢を思わずしゃがみ込ませる一撃に「反応でうまく打てたし、ホームランが出た場面も最高だったかな」と胸を張った。

 ポスティングでの米移籍から1年で日本に戻った上沢が選んだのは、古巣ではなくソフトバンク。因縁の右腕に易々とやられるわけにはいかない。ただ、指揮官は「真っすぐが多かったですね。ファイターズの時には全くしていなかったクイック。びっくりするくらい」と笑ったぐらい。「今日は相手どうこうより、チーム全体が古林に勝ちを持ってきてくれたことがめちゃくちゃ良かった」とさわやかに喜んだ。

 得意のビジターでは12勝2敗として再び貯金は3。新庄監督が開幕前に想定していた5勝4敗ペースで本拠地に戻り、さらなる上昇気流に乗る5月にする。

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