日本ハム5割逆戻り 新庄監督「伝染している」ミスミス3連敗
「日本ハム1-2ロッテ」(25日、エスコンフィールド)
悪い流れを変えられない。今季2度目の3連敗で勝率5割に逆戻り。ミスが連鎖した黒星に、新庄監督は「伝染している感じはありますよね」と嘆いた。
七回の守備だ。1死からポランコを振り逃げで出し、続く高部の高いバウンドのゴロを北山が二塁へ悪送球。一、三塁から寺地に決勝スクイズを許した。北山は「ちょっと迷いがあった。焦ってしまった」と反省。ポランコの走力を考え、指揮官は「捕る時点でセカンドにいってほしかった。全て準備不足というところはある」と指摘した。
六回無死一塁では、先頭打者弾を放っていた浅間が送りバントを試みた2球ともファウルで決めきれず。チームの開幕からの犠打なしは22試合連続となり、新庄監督も「ず~っとやってなかったら感覚が狂ってくるのかな」と苦笑した。
本拠地では5連敗。ただ、リーグ全体が団子状態なのが救いだ。新庄監督は「開幕して5日たったぐらいの順位だから」とし「野球をやっていたらこういう時もある。選手が準備したプレーをしっかりしていくチームが上がっていける」と、打開策を凡事徹底に求めた。




