昨夏甲子園で“大社旋風”東洋大・馬庭優太がリーグ戦デビューで快投 ピンチ封じ神宮の空に気迫の雄たけび

 7回1死二塁を無失点に抑え雄たけびを挙げる東洋大・馬庭
 リーグ戦でデビューし力投を見せる東洋大・馬庭
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 「東都大学野球1部、東洋大-青学大」(22日、神宮球場)

 昨夏の甲子園で、大社を93年ぶり8強に導き話題を呼んだ東洋大・馬庭優太投手(1年)がリーグ戦デビューを果たした。

 4-4の七回1死二塁でマウンドに上がり、リーグ5連覇を狙う青学打線と対峙(たいじ)。まずは先頭の今秋ドラフト候補・小田康一郎内野手(4年・中京)を中飛に仕留めると、続く松本龍哉内野手(4年・盛岡大付)を右飛に打ち取り、天に向かって雄たけびを上げた。

 八回にも登板し、先頭の渡部海捕手(3年・智弁和歌山)を空振り三振。2死から内野安打を許したものの、最後は139キロで遊ゴロに打ち取った。

 九回も先輩の好守にも支えられ三者凡退。さらに延長タイブレークのマウンドも任され十回、十一回ともに安打すら許さず無失点に封じた。

 だがチームは来年のドラフト1位候補と称される好投手・鈴木泰成(3年・東海大菅生)の前に得点を奪えず。馬庭は延長十二回タイブレークにも登板したが、1死二、三塁から2点中前適時二塁打を浴びたところで降板となった。

 それでも王者相手に5回2安打2失点(自責0)、無四球の好投。チームは延長十二回裏に政所蒼太捕手(4年・天理)の2点適時二塁打で再び同点に追いつき、試合は6-6で延長十三回タイブレークに突入した。

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