中日・マラーが背信投球 来日最短3回6失点KO 井上監督が肩を叩いて慰める 三度目の正直でも来日初勝利ならず 

 「広島-中日」(15日、マツダスタジアム)

 中日は新外国人の先発・マラーが来日最短となる3回6失点の背信投球で降板した。

 初回に末包とファビアンの連続適時打で2点を失うと、三回にも末包、野間、石原に適時打を浴びた。3回を投げ終えるまでに92球を要するなど、修正することができなかった。

 助っ人右腕は来日初登板となった1日の巨人戦で5回1失点、8日の広島戦でも八回途中1失点と好投しながら打線の援護に恵まれず来日初勝利をつかめていなかった。今季3度目の先発マウンドで、4連勝中の広島相手の投球が注目されていたが、まさかの早期降板となった。

 四回の攻撃中にはベンチでうなだれていたマラー。代打が告げられたイニング間には、井上監督に右肩をポンポンと叩かれ、慰められていた。

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