谷繁元信氏 古田敦也氏は「嫌な男ですよ。ジャマでしたw」 あだ名命名の野村監督は古田氏に激怒

谷繁元信氏
 中日・谷繁と話し込むヤクルト・古田=2004年撮影
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 横浜(DeNA)、中日で活躍し、NPB歴代最多の3021試合に出場した谷繁元信氏(52)がこのほど、NHK BSで放送された「レジェンドの目撃者」に出演した。チームの要・捕手として1998年、横浜を38年ぶりの日本一に導き、投手王国・中日を支え、中日の監督も務めた谷繁氏。27年間マスクをかぶり続けた現役生活を秘話とともに振り返った。

 11月12日の放送分。VTRでは、97年、横浜のリーグ優勝を阻んだヤクルトの捕手でチームのキーマンだった古田敦也氏(58)が登場。すると谷繁氏は「イヤな男ですよ…」とつぶやき、「ジャマな存在ですよ」と白い歯を見せてにやりと笑った。

 古田氏は証言者として登場したVTRの中で、谷繁氏について「人間的にしつこい。配球がしつこい。4球、5球、6球…まだくるの?って同じ球続けた」と苦笑。いける、と思えばとことん同じ球を要求するプレースタイルの谷繁氏を、名将・野村克也監督は「続きの谷繁」と呼んでいたことを説明。「バッターにしたら3球(同じ球)きたら、もう(次は)来ないと思う。じゃあ次の球狙おうかな、と思ったら同じ球にひっかかって三振しちゃう。(それで)『“続きの谷繁”だと言ってるだろう!』って怒るんですよ(笑)」と明かした。

 谷繁氏は同世代のライバルだった古田氏について「ジャマでした」と苦笑い。「正直ね、(古田さんは)1年目からほぼフルで出始めて、次の年から正捕手で。優勝もする、首位打者も取る、本塁打も打つ、ジャマでしたねー」と打ち明けると、スタジオは爆笑。「やっぱレベルが違いましたねー。すごいですね。あの人に勝たないと僕は認められない、と思ってましたから、ちょっとライバル心を持ちながら常に見ていました、古田さんのことを」と打ち明けていた。

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