巨人 絶不調の戸郷「何が悪くなっているかは分からない」2軍再調整に「強くなって帰ってきたい」
「広島12-3巨人」(11日、マツダスタジアム)
巨人・戸郷翔征投手が四回途中10安打10失点とまさかの大炎上。開幕から悪夢の3戦連続KOとなり、2軍降格が決まった。
戸郷は「監督に呼ばれてファームと告げられた。きょうのピッチングの出力は良かったとも言ってもらえた。これだけ(点を)取られて示しがつかない。頑張って戻って来たい」と前を向いた。
最速149キロ。150キロ超えがなく、変化球のキレも制球も欠いた。戸郷は「体は元気」というものの、「試合勘というか、癖の部分(なのか)、何が悪くなっているか分からないですけど。これだけチームに迷惑をかけたので」と突然の不調に困惑もにじませた。
ただ、まだ25歳。「考え方もありますし、技術もそれがだめだったときの対応が少なかった。今までできてたことができなくなったりしてたので」と、壁にぶつかったこともプラスに捉えた。
阿部監督から「いい勉強になると思います」と言葉も送られた。日本一達成にエース復活は必要不可欠。「真っすぐは良かった。変化球の精度、駆け引き、必要な部分はたくさんある。そういった部分がよくなればもっといいもの出せる。強くなって帰ってきたい」と力を込めた。





