昨夏甲子園で令和版「奇跡のバックホーム」 創価大・飛田優悟が開幕スタメンでリーグ戦デビュー「大学では日本一に」
「東京新大学野球、創価大7-0東京国際大」(4日、岩槻川通公園野球場)
春季リーグ戦が開幕し、創価大が7回コールドで白星発進。関東第一から入学した飛田優悟外野手(1年)が「9番・左翼」でリーグ戦デビューした。
「自分が一番成長できる環境で、すごいレベルの高い選手がいる印象だったので挑戦したいなと」と創価大へ進学。この日は3打数無安打と悔しい結果に終わったものの「初めてのリーグ戦だったので緊張したんですけど、先輩も声をかけてくれたので途中からほぐれて、自分のプレーができたかなと思います」とうなずいた。
飛田は関東第一の中堅手として昨夏甲子園準Vに貢献。神村学園との準決勝では、2-1の9回2死一、二塁の中前打に対し、本塁へノーバウンドのストライク送球でアウトとして試合を締め、令和版「奇跡のバックホーム」として話題を呼んだ。
大学でも「捕れるアウトをしっかりとって、球際を強く、正確なスローイングができるように練習していきたい」とさらなる守備力向上へ意欲。高校ではあと一歩で優勝を逃しただけに「日本一をとれなかったので、大学ではとりたいと思います。まずは(今春の)リーグ優勝の力になれるように精いっぱい頑張りたい」と力をこめた。昨日3日に誕生日を迎えた19歳が新たなステージで奮闘する。



