楽天・藤井聖が11年ぶりに静岡・草薙で凱旋登板 強い雨が降りしきる中で4回6安打4失点(自責0)

 「オープン戦、楽天-ヤクルト」(11日、草薙総合運動場野球場)

 昨季11勝を挙げるなど躍進した、楽天・藤井聖投手がヤクルト打線を相手に4回6安打4失点(自責0)。立ち上がりに打ち込まれた。

 先発・藤井は初回、いきなり先頭の赤羽に二塁打を許すと、1死三塁から長岡の打球を前進守備を敷いていた二塁・小深田がファンブル。適時失策で先制点を失うと、さらにピンチは続き、2死満塁から北村恵に走者一掃の適時二塁打を許した。

 それでも二回以降は走者を出しながらも、得点には走者を許さない。強い雨が降りしきる悪天候の中で4回を投げて6安打4失点でマウンドを降りた。

 富士市立高出身の藤井にとって、草薙球場での投球は11年ぶりの凱旋(がいせん)登板。「すごく久しぶりになるんですけど、少しでも僕のことを知っていただけているファンがいるのであれば、その方のためにもいい姿を見せたい」と意気込んでいた。

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