横浜高が東大に13-1で勝利 センバツ抽選会から直行した阿部葉は3ラン含む3長打4打点 約500人のファンが東大球場へ
「練習試合、横浜13-1東大」(7日、東大球場)
今春センバツに出場する横浜が東京六大学野球リーグの東大と練習試合を行い、七回日没コールドで13-1で勝利した(特別ルールで八回裏のみ実施し、東大が1点を挙げた)。
初回に、先頭のプロ注目・阿部葉太外野手が中堅フェンス直撃の三塁打を放ち、そこから2点を先制した。
二回に阿部葉に右越え3ラン、五回には「4番・DH」で出場したエース左腕・奥村頼人投手に右中間へのソロが生まれるなど、大学生相手に13得点と力を示した。
先発した“スーパー1年生”の最速151キロ右腕・織田翔希投手は4回1/3を5安打1失点だった。四回まで毎回の6三振を奪ったが、五回に失策から招いた1死一、三塁のピンチで左中間に適時打を浴び、降板。なおも1死二、三塁で代わった最速144キロ左腕・片山大輔投手がピンチをしのぎ、投手陣の層の厚さを示した。
この日の午前中に行われたセンバツの組み合わせ抽選会では、大会2日目の第2試合に市和歌山と初戦を戦うことが決定。主将の阿部葉は大阪市内で抽選会に参加後に東大球場へ直行し、3本の長打に4打点の活躍を見せた。
東大球場は約500人が収容できる内野スタンドが満員に。外野フェンス越しに立ち見するファンの姿もあった。