オリックス零敗船出 ほぼベストメンバーも天敵打てず 岸田監督「完敗でしたね」

 1回、ダウンズに左越えへ先制本塁打を浴びる田嶋
 6回の攻撃を終え、選手交代を告げにベンチを出る岸田監督
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 「オープン戦、ソフトバンク7-0オリックス」(22日、アイビースタジアム)

 ショックを引きずっているかのようだ。新生・岸田オリックスがオープン戦初戦で大敗スタート。岸田監督が7点差完封負けを静かに振り返る。「完敗でしたね」。前日21日には山岡のオンラインカジノ利用によるコンプライアンス違反が判明。揺れるチームに不安が重なった。

 ほぼベストメンバーで“天敵”に沈黙だ。唯一、走者が二塁まで進んだ五回は1死二塁から若月が一邪飛。続く宗が四球を選んで2死一、二塁としたが中川が二飛に倒れた。「(試合は)勝つつもりでいっていました」と岸田監督。森を除くほぼ主力で組んだ打線は3安打のゼロ敗だった。

 中でも気にかかるのはNPBに復帰した相手先発・上沢。2回をパーフェクトに抑えられた。チームは日本ハム時代の上沢に対し2023年まで33試合で8勝20敗。加えて18年4月24日から23年4月8日まで12連敗した。「いいピッチャー」と岸田監督も改めて“難敵”に着目する。

 重たい事実は受け止めなければならない。練習前には球団から首脳陣、選手、スタッフらに山岡のオンラインカジノ問題について事情説明と注意喚起が行われた。試合後には湊球団社長が取材に応じ「頻度を高めて認識させていかなきゃいけない」と強調した。これまでは毎年11月に大阪府警から講師を招いて研修を行い、契約更改の席でも注意喚起。今後はその回数を増やす方針だ。

 シーズン開幕まで時間はある。山岡の一件について岸田監督は「僕から話せることはありません」。チームとして信頼を取り戻しながら、ひとつずつ課題をつぶしていく。

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