巨人寮脱走事件 OBの宮本和知氏が告白 脱走防止の有刺鉄線「ある選手が消防署に電話した(笑)」

 巨人OBの宮本和知氏が、8日に配信された高橋尚成氏のYouTubeチャンネルに登場。かつての巨人軍寮であった脱走事件を告白した。

 1980年代から90年代に活躍した宮本氏は当時のグラウンド外のエピソードについて、「我々もやんちゃなところあるから抜け出していくじゃない。六本木とか」と思い出を振り返った。

 実際に抜け出した際のエピソードにも言及。「ちょうど1軍で勝った日だったんだけど、村田真一と『せっかく勝ったから行こうぜ』となり。非常階段降りて、角があるんだよ。よし、行こうと思ったところで吉田孝司コーチがバッと出てきて、むっちゃ怖くて…」

 当時は2軍のコーチが泊まっていたといい、見つかってしまったという。「『おい、お前らどこ行くんだよ』と。で、村田は『ミヤが勝ったのでお祝いに二人で飲みに行こうという話になって…すみません』と。そしたら、(吉田コーチは)『よしいいよ、行ってこい。そのかわり問題は起こすなよ』と行かせてくれた。普通は罰金でうん十万持って来いという時代だったのに」と、懐かしそうに明かした。

 また、宮本氏は「昭和の時代だから言うけど」と前置きしたうえで、「ルールだからって、(抜け出し対策の)非常階段に有刺鉄線をはられた。でも俺たちはビリビリとなりながら出て行っていた」と笑った。

 抜けだそうとする選手と管理する球団側との“攻防”。「そしたらある選手が面白いことやって。消防署に電話して『これは非常階段ですよね?非常階段なのに有刺鉄線はられたら非常階段の意味がないですよね』という悪い選手がいた(笑)そしたら消防署から寮長がお叱り受けて撤廃したの」と大笑い。巨人の後輩、高橋尚成氏も爆笑しながら、「言った人天才ですね」と感心していた。

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