日本ハム・新庄監督 中日の北谷球場施設に苦言「変えないと」硬いフェンスに樋口激突→救急搬送

 「練習試合、中日3-5日本ハム」(18日、Agreスタジアム北谷)

 日本ハム・新庄剛志監督(53)が敵軍キャンプ地の施設改善を訴えた。練習試合・中日戦(北谷)の八回、マルティネスの左越え二塁打を追った中日・樋口がフェンスに激突。救急車で搬送された。

 試合前にフェンスのラバーを確認していた指揮官。選手に加速がつけばコンクリートのように感じる硬さに、嫌な予感がしていたという。試合後は開口一番、アクシデントに言及。「両チーム、ケガしないでほしいなと思っていたら…あの樋口君のケガ」と沈痛な表情を浮かべ「プロ野球のキャンプを1カ月張るのであれば、間違いなく変えないと。しっかりお金をかけて直さないと。危ないんですよ」と、球団の枠を超えて訴えた。

 さらに左翼線のラインの盛り上がりも「足をひねる可能性がある」と指摘。自軍の外野手には「(ラバーを考えて)深めに守らせました。無理はさせない」と指示していたことを明かした。

 外野手出身の監督として、アピールに燃えた樋口の心境も「ああいう勢いに必ずなる」と理解。「ラバーを柔らかくして防げるところは防がないと、もったいないでしょう?ちょっとかわいそう」と、敵味方の関係なく思いやった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス