「これぞプロ」と相手ベンチをうならせた高橋慶彦氏の仕返しは? やられたらやり返す 元中日左腕「カッコええと思いました」

 高橋慶彦氏
 中日・金山(右)と山内監督=1984年
 リーグ優勝に王手をかけた中日の立役者、都裕次郎(左)と牛島和彦=1982年
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 元中日の左腕、都裕次郎氏が16日に配信された高橋慶彦氏のYouTubeチャンネル「よしひこチャンネル」に出演。現役時代の高橋氏について「本当のプロフェッショナルというイメージ」と思い出を語った。

 都氏が「一番すごいなと思った」というのが中日戦での高橋氏。余裕でホームにかえってこれそうなタイミングだったのに、中日の捕手・金山仙吉氏に足を引っかけられて転倒。タッチアウトになってしまったという。

 普通だったら怒っても不思議じゃない状況で、高橋氏はムッとしながらも耐えてベンチに帰ったという。そして次の打席。「金山さんがキャッチャーで、(高橋氏は)ちょっとバットを遅らせてバーンっと打撃妨害を誘ってミットを叩いた」と振り返った。そして審判が打撃妨害を宣告するよりも先に「スーッとファーストの方」へ行ったといい「カッコええと思いました」。高橋氏は右打席でまずボールを見逃してミットの位置を確認し、次の球で「バチッと叩いた」と明かした。

 足を引っかけてアウトにしたときは金山氏が「やってやった」と意気揚々とベンチに引き揚げてきたのに、打撃妨害を取られた後は「やられた」と落胆していたと当時を思い出した都氏。「文句も言わずに次の打席でやり返す。これぞプロやな、と思った」と負けん気の強い高橋氏の現役時代のエピソードを披露した。

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