巨人・キャベッジ 大谷お墨付き「足が速い」と走塁太鼓判 エンゼルス時代の秘話明かす ヒゲは6年ぶりにバッサリ

 背番号を披露するキャベッジ(撮影・佐藤厚)
 エンゼルス時代の大谷(左)とキャベッジ=2023年(共同)
 ひげをそり落とし、さっぱりとしたキャベッジ(撮影・佐藤厚)
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 巨人の新外国人、トレイ・キャベッジ外野手(27)=前パイレーツ=が30日、川崎市のジャイアンツ球場で入団会見を行った。2023年に3Aでトリプルスリーを達成した助っ人。エンゼルス時代に同僚だった現ドジャース・大谷翔平選手(30)から走塁で太鼓判を押されていたことを明かした。

 新助っ人は50-50を達成した超スーパースターから走塁で“お墨付き”をもらっていた。入団会見に臨んだキャベッジは23年に同僚だった大谷との“秘話”を明かした。

 エンゼルス時代に打席でのアプローチなどで意見を交わし「日頃の努力や野球に対する姿勢を大いに学び取った」という。走塁も間近で観察して学んだ。試合で二塁から本塁に一気に生還した際に「ベンチに帰ってきた時に大谷選手から『思ったより足が速い』と声をかけられました」との裏話を明かした。

 キャベッジが二塁走者、自身が一塁走者でダブルスチールのサインが出ることを想定した大谷が「ちゃんと走ってくれると認識したみたいで『安心した』と言ってくれた。彼の励ましの言葉が自信になった」。23年には3Aで打率・306、30本塁打、32盗塁でトリプルスリーを達成。大谷とのダブルスチールは実現しなかったが「将来、メジャーに帰る機会があれば、彼と一緒に出塁してスタートを切りたい」と目を輝かせた。

 メジャーではヒゲがトレードマークだったが、巨人ではご法度のため、この日の朝、6年ぶりにばっさりそり落とした。「自分の最大の長所は闘争心。攻撃ではパワー。守備では積極性。走塁ではスピード」。待望の5番候補がパワフルな打撃だけでなく、大谷絶賛の走塁も駆使して暴れる。

 ◆トレイ・キャベッジ(Trey Cabbage)1997年5月3日生まれ、27歳。米国テネシー州出身。188センチ、92キロ。右投げ左打ち。外野手。15年ドラフト4巡目でツインズに入団し21年オフにエンゼルスへ移籍。23年7月にエンゼルスでメジャーデビュー。メジャー通算67試合に出場し打率.209、2本塁打。23年には3Aで30本塁打、打率.306、89打点、32盗塁でトリプルスリーを達成。昨年アストロズ、パイレーツを経て自由契約に。

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