ドジャースと契約の南スーダン出身投手は前ソフトバンク育成右腕の親友だった 報告受けた滝本「グローブをあげた時の笑顔は忘れられません」
前ソフトバンクの育成右腕でオイシックス新潟の滝本将生投手が１９日、自身のＸ（旧ツイッター）を更新。「２年前？くらいにホークスに入団テストを受けに来ていたデンくんですがドジャースと契約したよ！と報告してくれました」とつづり、南スーダン出身でドジャースと契約したジョセフ・デン投手から連絡があったと投稿した。
デンは同国出身者として初めてＭＬＢ球団と契約した選手となり、アフリカ出身選手としては２番目。その後、滝本は「大袈裟じゃなくて、本当に歴史に名前が刻まれるレベルの出来事でビビり散らかしてます」と連続投稿した。
デンは１年前の春季キャンプでソフトバンクのテストを受けるため来日。軟式用のグローブでキャッチボールしていたデンに、滝本は硬式用のグローブをプレゼントしたという。フォロワーとのやり取りで滝本は「親友なんですよ。過ごした時間は短かったですけど。グローブをあげた時の彼の笑顔は忘れられません」「彼、日本に来る２日前に頭に銃突きつけられたりしてるんです、同じ人間なのにこんなにも環境が違うのかと思い知らされた記憶です」などと、デンとの思い出を記した。
