巨人・川相2軍野手総合コーチ「一生役立つ基本練習」をドラ1石塚らに伝授「建物で言ったら基礎の部分。杭を打ち込んで悔いのないように」
巨人の川相昌弘2軍野手総合コーチ(60)が17日、都内で行われたスタッフ会議に出席。ドラフト1位・石塚裕惺(18)=花咲徳栄=ら新人内野手の育成方針について言及。「“一生役立つ基本練習”を伝えていけたら」と明かした。
「基本的なボールの取り方とか、正しいステップの仕方とか、それをきっちり彼たちに伝えていって、いいこと、正しいとも思えることを継続して練習していくことが、石塚とか浦田とか荒巻の将来に関わってくることだと思う」。将来的に飛躍するための基礎の反復練習の必要性を説いた。
春季2軍キャンプから指導に入る。だが、即座に教え込むわけではない。「ルーキーはキャンプが初めての経験だからまずは慣れて、その間にこっちは見て、技術的な部分とかで、こういうところがもうちょっと足りないのかな。どうかなとかっていうことを見ていけたらと」。まずは見ることを重視。状態を見極めながら少しづつ、“基本練習”を落とし込んでいく考えだ。
2017年に指導した岡本は地道な練習を続けて後に3度ゴールデングラブ賞を受賞。「守備に対する意欲がやっぱり素晴らしかった」と振り返る。「建物で言ったら基礎の部分です。杭を打ち込んで。悔いのないように杭を打ち込む。揺るがない杭をね。そこが1番大事」とダジャレも交えて解説した。