巨人・浅野 2年ぶり聖地「堪能できました」 台風10号影響でドタバタ空路移動も阪神戦へ「夢与えるプレーがしたい」
「阪神(台風接近中止)巨人」(30日、甲子園球場)
巨人の浅野翔吾外野手(19)が30日、甲子園球場に凱旋した。香川・高松商時代の22年夏以来2年ぶりで、31日の阪神戦出場に向け「夢を与えるプレーがしたい」と宣言。高校野球ファンを魅了した甲子園のスターが、立場を変えプロとして伝統の一戦を盛り上げる。
前日は台風10号の影響で、乗車した新幹線が運行停止。約5時間、車内待機を強いられた後、午後11時過ぎに都内に戻った。この日朝、空路で大阪に到着。ドタバタ移動にはなったが、久々の聖地に「堪能できました」とすっかり癒やされた。
28日のヤクルト戦で3号2ランを放つなど、いまやV奪回を狙うチームに欠かせぬ存在。阪神の大応援団にも「楽しみながらできるくらいのメンタルでやりたい」とし、間近に位置する右翼守備に「静かにします」とニヤリ笑った。近未来の球界を背負って立つスター候補。聖地で輝きを放つ。