ロッテ 対西武開幕16連勝 NPB記録また更新 執念の延長サヨナラ勝ち 吉井監督「勝てて良かった」
「ロッテ4-3西武」(28日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテは執念でつなぎ、最後はサヨナラ勝ちでさらに記録を更新した。延長十二回2死一、三塁から暴投を誘い、開幕から同一カード16連勝。吉井理人監督は「藤原も追い込まれてしっかりヒット。藤岡もつないでくれた。勝てて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
粘りが実を結んだ。3-3の延長十二回。1死から藤原がカウント2-2から真ん中高めの直球をしぶとく左前打に。2死一塁からは藤岡が右前打を放ち一、三塁とすると、最後は西武の6番手・ボーがポランコへ投じた初球がすっぽ抜け、三走・藤原がサヨナラのホームを踏んだ。
1点ずつ返した。初回に3点の先制を許したが、直後に連打などで1点を奪う。1-3の六回には、2死から藤岡とポランコの連打で2点目を返した。2-3の八回には四球と犠打などで1死三塁とすると、暴投で三走・小川が同点のホームを踏んだ。
リリーフ陣も無失点リレーでつなぎ、2003年に阪神が記録して以来の同一カード16連勝。それでも監督は「ゲーム内容を見ると、もう少し頑張らないと」。ここからさらに、調子を上げていく。