中日 驚異の粘り腰で引き分け 2点差の九回に細川の適時打、中田の犠飛で追いつく 5時間超える熱戦

 9回、同点犠飛を放った中田(右)を出迎える立浪監督(撮影・佐藤厚)
 9回、細川が左中間に適時二塁打を放つ
 9回、中田は同点となる左犠飛を放つ(撮影・佐藤厚)
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 「ヤクルト7-7中日」(4日、神宮球場)

 今季最長試合となった5時間を超える一戦は、両軍譲らずドローとなった。

 中日は二回に大島、村松の連続適時打で3点を先制したが、直後に柳が4点を失って逆転を許す。その後も中継ぎ陣が失点を重ね、苦しい試合展開が続いた。

 それでも2点を追った九回、細川の適時打と中田の犠飛で同点に追いつき、2試合連続の延長戦に持ち込んだ。だが、決定打が出ず、今季4度目の引き分けとなった。

 この試合、初回2死から柳が連続四球を与えると、立浪監督がマウンドに足を運ぶという異例のシーンもあった。だが、柳は指揮官の期待に応えられず、二回持たず4失点KOとなった。

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