日本ハム・郡司 豪快逆転3ラン 慶大出身、通算5本塁打中4発が早大出身者から! 「全然意識はしてないんですけど」

 「日本ハム5-1ソフトバンク」(16日、エスコンフィールド)

 若き血が燃えたぎった。1点を追った三回1死一、二塁。日本ハムの1番・郡司がバックスクリーン左へ、豪快な逆転3ランを突き刺した。「基本的に何でも振ろうと思ってたんで。甘い浮いた変化球も頭には入ってたんで」。甘く入ったフォークをとらえた一打を振り返った。

 慶大で主砲を務めた男は、プロに入っても早稲田に強い。通算5本塁打のうち、1号がソフトバンク・和田、2、3号が楽天・早川と、ともに早大出身投手。早大OBの有原に対しては9日は初回に先制の4点を呼ぶ二塁打。そしてこの日は逆転3ランと、2週連続で餌食にした。

 「全然意識はしてないんですけど…」と苦笑い。もはや偶然以上の確率に「対早稲田。やっぱ慶応たるものは遺伝子レベルで組み込まれてる可能性が否定できないですね」と冗談っぽく話した。

 これで連敗は2でストップ。勝率5割に戻った。4カード連続初戦をとったが、3カード勝ち越しがない状況。新庄監督は「あしたが大事。応援してください。マジで頼みます。マジで、マジで」と懇願。6戦連続で郡司を1番で起用するが「いい場面で回ってくるし、結果を出してくれる」と評価し「流れは続けたい」と継続する考えだ。

 郡司は「意外と1番ってチャンスで回ってくる。モノにできるようにって感じでやっています」と言う。17日の相手先発は大関。早大OB…ではないが、11日に今季1号を放った相手。開幕カード以来の勝ち越しに貢献する。

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