2戦連続敗戦投手の巨人・中川は呆然 責任受け止める「自分のせいで負けがついている」 指揮官はかばうも本人は「でも完璧に捉えられているので…」

 11回、細川にサヨナラ本塁打を浴び、肩を落として引き揚げる中川(撮影・西岡正)
 11回、細川が左中間にサヨナラ本塁打を放つ。投手は中川
 11回、細川(左)にサヨナラ本塁打を浴び、引き揚げる中川
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 「中日4-3巨人」(2日、バンテリンドーム)

 巨人が3点のリードを追いつかれ、十一回にサヨナラ負けを喫した。

 十一回から登板した中川が、先頭・細川の2球目にサヨナラ弾を浴びた。打たれた瞬間は呆然。肩を落とし、ベンチへ引き揚げた。中川は3月31日の阪神戦でも、1回を投げきれず3失点で敗戦投手となっていた。

 中川は試合後、「コメントのしようがないというか、今日も2球しか投げていないので。結果が全てなので、チームには2試合、自分のせいで負けがついているので。そこは素直に生かして、次の登板では抑えられるようにするだけです」と、言葉を紡いだ。阿部監督は「投手は責められない」と語ったが、中川自身は「いや、でも…完璧に捉えられているので。どこかに何か足りないところは間違いなくあると思う。今日の登板とか前回の登板を振り返って、自分で課題を克服するしかないと思います」と自戒した。

 試合は四回、巨人が3点を先制した。岡本和、坂本の連打でチャンスを作ると、1死満塁から吉川の右犠飛で先制。山崎が左前適時打で続き、萩尾の適時二塁で3点を奪った。1番・右翼で今季初スタメンの萩尾は「伊織さんも打ってくれたので、なんとか繋ごうと必死でした。結果的にヒットになってくれて良かったです」と喜んだ。

 だが、六回。先発の山崎伊が高橋周の適時内野安打で1点を失うと、続く七回も上林、代打・大島連打で一、三塁とピンチを招く。ここで村松の中犠飛、田中の中前適時打と流れを止めることができず、同点とされた。7回を投げ7安打3失点の同点で降板。リードを守ることができなかった。

 巨人は3月29日の開幕・阪神戦、好守で活躍したベテラン梶谷がベンチから外れた。2年目の浅野が、プロ入り後初めて3番でスタメン出場したが、3打数無安打で途中交代。結果を残すことができなかった。

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