中日・立浪監督 併殺ならずリクエスト要求も覆らず球場もため息 ヤクルト戦では初回にリクエスト2回使い切る珍事

 「中日-巨人」(2日、バンテリンドーム)

 中日の立浪監督が三回の守備で、際どいプレーを巡ってリクエストを要求したが、リプレー検証の結果判定は覆らなかった。

 この回、先頭の吉川が中前打で出塁。続く山崎伊は投手前に送りバントを試みた。投手の小笠原が捕球後、素早く二塁に送球。遊撃・村松が一塁に転送した。二塁はアウトになったが、際どいタイミングになった一塁はセーフの判定。ベンチの立浪監督は一瞬、ためらう姿を見せながら意を決したように、球審・市川審判にリクエストを要求した。

 ただ、リプレー検証の結果、わずかに山崎伊がベースを踏むのが早く、判定は覆らなかった。この日は本拠地開幕戦。満員のスタンドからも大きなため息が漏れた。それでも小笠原が後続を断ち、無失点で切り抜けた。

 中日のリクエストを巡っては、3月31日のヤクルト戦(神宮)でも初回1死から、二塁に飛んだ西川の打球がセーフと判定されると、立浪監督はリクエストを要求。だが、判定は覆らなかった。

 さらに1死一、二塁の場面で、一ゴロをさばいた中田がベースカバーのメヒアにトス。タイミング的にはアウトに見えたが、またもセーフのジャッジ。立浪監督は続けざまにリクエストを要求したが、映像ではメヒアが一塁ベースを踏む足を合わせられていなかった。またも判定は覆らず、初回1死の時点で2度のリクエスト権を使い切ってしまった。

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