報徳学園・今朝丸 ほえた!完投星!大阪桐蔭に昨秋近畿大会のリベンジ果たした チーム2年連続4強入り

 「選抜高校野球・準々決勝、報徳学園4-1大阪桐蔭」(28日、甲子園球場)

 準々決勝4試合が行われ、4強が出そろった。報徳学園(兵庫)は大阪桐蔭(大阪)相手に今秋ドラフト候補で最速151キロを誇る今朝丸裕喜投手(3年)が9回5安打1失点で甲子園初完投。昨春準決勝に続き、西の横綱を2年連続で下した。星稜(石川)は阿南光(徳島)を破って石川県勢初の春4強入り。中央学院(千葉)、高崎健康福祉大高崎(群馬)も駒を進めた。30日の準決勝は星稜-健大高崎、中央学院-報徳学園で行われる。

 今朝丸が真っ向勝負で西の横綱に土を付けた。威圧感たっぷりの大阪桐蔭打線に一人で対峙(たいじ)し、次々とアウトを積み重ねる。ゲームセットの瞬間、右拳を高々と突き上げて雨中のマウンドで思いっきりほえた。

 「ピンチが来てもホームを踏ませなかったら勝てる。今日は絶対自分で投げきると決めていました」

 初回先頭に安打を浴びて2死一、二塁の危機を招くも、後続を断って無失点。その後は五回2死まで安打すら許さず、テンポよくアウトを重ねた。八回2死三塁で適時打を浴びたものの崩れず。この日最速146キロをマークしながら、昨秋近畿大会準々決勝で3-4と惜敗した相手にリベンジを果たした。

 試合後のインタビューではお立ち台に登壇。「甲子園(で投げる)よりこっちの方が緊張します」と苦笑いした。マウンドを降りれば、おっとりとした不思議なオーラをまとう気の優しい高校生。二枚看板としてしのぎを削り合う主将の間木も「会話がフワフワしています」と笑う。

 穏やかな性格で愛されるものの、グラウンドではそれがあだとなった。大角健二監督(43)も「もっとガツガツしてほしい」と闘志むき出しの姿を待ちわびていた。今年の練習試合解禁後からは自身のメンタルと向き合い始めた右腕。ピンチをポジティブな思考で捉えるコツをつかんだ。「ピンチをしのいだらチャンスが来る。(大阪桐蔭打線も)怖くありませんでした」。マウンドで笑い、抑えたらガッツポーズ。内気な今朝丸はもういなかった。

 「日本一をどれだけ意識できるか。強い気持ちを持って戦っていきたい」。全国制覇まであと2勝。覚醒した背番号「10」が頂点へといざなう。

 ◆今朝丸 裕喜(けさまる・ゆうき)2006年6月2日生まれ、17歳。兵庫県神戸市出身。185センチ、79キロ。右投げ右打ち、投手。小学時に横屋川井少年野球部で野球を始め、本庄中時代は関メディベースボール学院中等部に所属。報徳学園では1年秋からメンバー入り。昨春センバツでは4試合に登板し、準優勝に貢献した。最速151キロ。

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