日本ハムの新庄剛志監督（５２）が２６日、今季の日本一を思い描いた。東京都内でブランドアンバサダーを務める「ガーデン」による「壱角屋・山下本気うどん新商品発表会」に、タレントの村重杏奈（２５）とともにゲストとして登場し新商品をＰＲした。

　新庄監督は質疑応答のコーナーでは「３日後に開幕ですが…」と振られると「あんまり言わないで。“キンチョー剛志”なので」と緊張した表情で笑いを取った後で、「２００４年アメリカで野球を終えてファイターズに拾ってもらって３年目、２００６年に日本一になったんですけど、そのイメージ。最下位、最下位、日本一のイメージができている」と熱く訴えた。

　その根拠として「他のチームは１軍の選手がシーズンを通して出たんですけど、ぼくはこの２年間１軍以外の選手も出してきたので。今年の３年目はちょっとレベルアップしているのでかなりいいチームになっています。最低でもクライマックスに行って頂点を目指したいとおもいます」とチームの地力強化への手応えを明かした。

　この日のイベントでは新庄監督と村重が、新商品を試食した。「壱角屋」は４月１日から２６日まで期間限定で販売する「金の海老カレー家系」を、「山下本気うどん」は同１日から３０日まで期間限定で販売する「金と桜舞う　白い明太チーズクリームうどん」をそれぞれ発表。ともに商品の売り上げの一部を令和６年能登半島地震災害義援金として寄付する。

　新庄監督は「海老アレルギーで。海老、カニ、女アレルギーなんですよ」とうどんだけ試食。「僕、きな粉餅世界で一番好きんですけど、（うどんを）食べた瞬間きな粉餅を思い出させる感触があって大好きな逸品です」とＰＲ。ラーメンを食べた村重は「海老の風味がすごくよくて全世代喜びそうな味ですね」と笑顔で話していた。