さすが!阪神園芸が神整備 強雨にも負けず開始から約50分で準備完了 試合開催へ

 試合に向け準備する明豊ナイン(共同)
 試合前の練習を終え、ベンチに戻る高崎健康福祉大高崎ナイン(共同)
 グラウンドからシートが取り除かれる甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「選抜高校野球・2回戦、明豊-高崎健康福祉大高崎」(26日、甲子園球場)

 阪神園芸が神整備を見せた。前日から降り注いだ雨をものともせずに、整備開始から約50分でグラウンドを完成させた。

 天候不良のため、第1試合の開始時間は午前9時から午後1時と4時間遅れとなっていたが、30分さらに遅らせて午後13時30分開始となった。この日は2試合が予定されており、第3試合の中央学院-宇治山田商は翌日の第1試合に順延となり、27日は4試合が行われることとなった。

 午前10時50分ごろ、阪神園芸の職員がグラウンドに姿を現したが、その後はしばらく静観。11時40分には地面を打ちつける強雨が降り注いだ。

 雨が降り続く中で試合開始を再び遅らせそうな雰囲気となった中、12時10分ごろから阪神園芸職員がグラウンドに出てきて、内野シートを撤廃。同30分過ぎには晴れ間も見え始め、外野の水をスコップで抜き、内野をカートで整備し始めた。

 同40分には両校の選手がベンチ入りした。5分後には内野のライン引きを開始。午後13時ちょうどに高崎健康福祉大高崎の試合前ノックが始まった。

 甲子園は午前11時に開門されるも内野にはシートが敷かれており、雨も降っている状況。明豊と高崎健康福祉大高崎は午前10時45分ごろに球場入りした。

 4時間遅れの試合開始は早朝に発表され、第1試合の高崎健康福祉大高崎は9時開始に合わせて午前5時に朝食を摂取。イレギュラーな事態となったが、青柳博文監督は試合前取材で「対応力ということはいつも言っているので」と動じなかった。

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