第９６回選抜高校野球大会は２６日で７日目を迎える。２回戦３試合の見どころを紹介する。

　【第１試合】明豊（大分）－高崎健康福祉大高崎（群馬）

　明豊は１回戦・敦賀気比戦でサヨナラ打を放ち、捕手も務めた石田智能内野手（３年）が勢いに乗る。高橋健康福祉大高崎もプロ注目の箱山遥人捕手（３年）が甲子園でも扇の要として抜群の存在感を示しており、勝利の鍵を握る。

　【第２試合】創志学園（岡山）－山梨学院（山梨）

　初の甲子園８強入りを目指す創志学園は初戦・別海戦で山口瑛太投手（３年）が今大会最多タイとなる１４奪三振を奪って完封。昨春王者の山梨学院は１回戦の京都外大西に逆転勝利。勝負強い打者陣が好左腕の山口を攻略できるかに注目が集まる。

　【第３試合】中央学院（千葉）－宇治山田商（三重）

　中央学院は初戦・耐久戦で今大会最多となる１３安打を放って勝利と強打が売り。宇治山田商はインフルエンザ感染者や負傷で主力３人にアクシデントが起こった中で初戦を突破。窮地を乗り越えた勢いに乗り、今度こそ万全の状態で試合に臨みたい。