ロッテ・岡 まるで再現VTR お返しの初回先頭初球弾撃ち 吉井監督もビックリ「珍しかったですね」

 1回、同点の左越えソロを放ちベースを回る岡(撮影・開出牧)
 1回、先頭打者本塁打を放ち、迎えられる岡
2枚

 「オープン戦、ロッテ6-7オリックス」(15日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテ・岡大海外野手(32)が、まるで再現VTRのようなアーチを描いた。オリックス・太田が初回、初球を先頭打者弾とすると、その直後の攻撃では1番に入っていた岡がすかさず“お返し”の一発。「積極的にいこうと思っていたので、結果的に打てて良かったです」。この一振りがあったからこその“珍事”となった。

 1点を追った初回だった。山岡の投じた初球、144キロの直球を左翼席への同点ソロとした。直前の守備では先発の小島が、先頭・太田に初球の144キロ直球を左翼席に運ばれていた中、全く同じ形で即座にお返し。「1点負けている場面だったので、とにかく同点という気持ちが強かった」と振り返った。

 過去、両チームの初回先頭打者弾はあるものの、それがいずれも初球だった例はない。吉井監督も「珍しかったですね。オープン戦ならでは。真っすぐ1本で2人とも振ったと思う。そこに投手が何の疑いもなく真っすぐを投げた。シーズン中はなかなかああいうことは起きないと思う」と目を丸くしたほどだ。

 さらに四回1死二塁では四球で出塁。2度の暴投の隙を突き三塁まで進塁すると、相手失策の間に本塁を踏んだ。「四球を見せられたのは良かった。反省(点)もしっかりとやっていきたい」と振り返る。ポジション争いのライバルは多いが「やることは変わらない。しっかりと自分のできることを全うしたい」。アピールの思いから生まれた一振りを胸に、必ず開幕スタメンを勝ち取る。

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