西武 ドラフト1位・武内が驚速けん制球披露 中日・尾田が頭から戻るも間に合わず 3球団競合の左腕

 「オープン戦、西武-中日」(13日、ベルーナドーム)

 西武のドラフト1位・武内夏暉投手(国学院大)がオープン戦初登板初先発。いきなり、ルーキーらしからぬ落ち着いたマウンドさばきを披露した。

 初回1死後。中日・尾田に粘られた末に四球を与えた。全く動揺することもなかった。一走の尾田を誘い出し、けん制でアウトにした。続くディカーソンを三邪飛に仕留め、結果的に一回を打者3人で終え、無失点に抑えた。

 新人は2月28日・ソフトバンク戦(アイビースタジアム)で対外試合初登板。山川に2ランを浴びるなど3回を3失点とほろ苦いものになっていた。

 武内は昨年10月のドラフトの目玉で、ソフトバンク、ヤクルトと3球団が入札する競合の末、西武が獲得した。

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