巨人が元同僚で代打・ウォーカーの衝撃2ランでソフトバンクに逆転負け 先発・山崎伊が5回1失点、萩尾が2ラン

 ソフトバンク戦に先発した山崎伊
 4回、2ランを放つ萩尾
 6回、選手交代を告げた阿部監督
3枚

 「オープン戦、ソフトバンク3-2巨人」(12日、平和リース球場)

 巨人が逆転負けを喫した。先発の山崎伊が5回4安打1失点と試合を作ると、中堅のレギュラーを狙う萩尾が一時、逆転となる2ランを放ったが、六回、代打・ウォーカーに逆転2ランを浴びた。

 1点を追う四回、2死一塁。萩尾がソフトバンクの先発・石川が投じた初球のカーブを狙った。高めに浮いた失投を見逃すことなくフルスイング。左翼ポール際に飛び込む豪快2ランで試合を引っ繰り返した。

 現在、激しい外野のレギュラー争いが続く。阿部監督は「白紙」と強調する中で、前日11日に日本ハムから交換トレードで獲得した郡について「外野も競争だからね。右の外野って、オコエと萩尾くらいでしょ。まあ、浅野もいるけど。そこに入ってきてくれたら」と話していただけに、指揮官の前で大きなアピール弾となった。

 試合前には、鹿児島で春季キャンプを行っている慶大野球部が、スタンドから練習を見学。清原正吾(3年)もスタンドから見守る中、2年前までチームメートだった後輩と交流していた。

 だが、六回だ。2死二塁の好機に、ウォーカーが代打で登場。衝撃の場外アーチを放った。

 1点を追うこの回、2死二塁で打席に立つと、直江に対して1ストライクから2球目、高めに浮いた142キロをフルスイング。高く伸びた打球は左翼スタンド後方にある防球ネットを超え、場外に飛び込む衝撃2ランとなった。

 試合前練習では、昨季まで所属した巨人の選手、コーチらと談笑。笑顔で言葉を交わすなど、久々の再会を懐かしんでいた。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス