開幕投手の調子はいかに?明暗分かれる結果 阪神・青柳は好投 巨人・戸郷は撃沈 各球場でエースが続々登板 開幕まで3週間

 先発し4回無失点の好投を見せた青柳(撮影・立川洋一郎)
 オリックス戦に先発した戸郷
 3回、ヤクルト打線を三者凡退に抑え、笑顔を見せながらベンチに戻る青柳(撮影・北村雅宏)
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 プロ野球の開幕までちょうど3週間となった8日、開幕投手を公表している8球団のうち、阪神・青柳、DeNA・東、巨人・戸郷、ロッテ・小島がそれぞれ先発したが、明暗分かれる結果となった。

 7日に岡田監督から通達されたばかりの阪神・青柳は、臀部(でんぶ)の張りの影響で2月17日の楽天戦以来の登板となったが、4回1安打3奪三振の無失点。2四球こそ与えたが、ゴロを打たせる持ち前の投球で岡田監督を安心させた。

 一方、青柳と開幕戦で投げ合う巨人・戸郷は四回途中6安打4四球の3失点。三回に連続四球と制球を乱し、2死満塁から森に先制の2点適時打を許した。四回にも3連打を浴びて迎えた1死満塁から押し出し四球を与えるなど、球数が74球になったところで、イニング途中ながら降板となった。

 また、昨年16勝を挙げ、青柳と同じく前日7日に開幕投手が決定したDeNA・東は、4回6安打3失点。日本ハム・野村、今川にソロを被弾するなど、調整の余地を残した。

 ロッテ・小島も4回6安打3失点。5三振を奪ったが、ソフトバンク・山川に2ランを被弾するなど、制球面に課題を残した。

 通例であれば、各投手とも中6日の間隔で開幕までにあと2回の登板機会があると思われ、調子を取り戻すための時間はたっぷり残されている。

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