日本ハム 水野が2安打2打点アピール 上川畑負傷離脱で「『入るところねえじゃん』っていうくらいの活躍を」

 7回、水野が中前に適時打を放つ
 7回、適時打で生還した水野(43)と江越(37)を迎える新庄監督
 7回、水野の適時打で生還した野村(左)とタッチを交わす新庄監督(撮影・立川洋一郎)
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 「オープン戦、日本ハム6-5阪神」(3日、札幌ドーム)

 日本ハムが4点を追う七回に今川、水野、郡司の適時打で5点を奪い逆転。オープン戦を3勝1分け、今季の対外試合を9勝1敗1分とした。

 3年目の水野達稀内野手がバットでアピールした。五回2死一塁から右翼フェンス直撃の適時二塁打。七回には中前適時打で逆転勝ちに貢献。2安打2打点の活躍を「真っ直ぐを2打席ともミスショットせずに仕留められたのは良かった」と振り返った。

 この日はミスも一つ。五回は三塁を狙ったが、二、三塁間に挟まれてアウトとなった。「(一走の)今川さんが(三塁を)回った瞬間が見えたんですけど、結構ギリギリじゃないかと思って、出ちゃいましたね」とホーム送球を確信して飛び出したのが失敗だった。「ダメなプレーはダメなプレー。開幕までに消せるようにやっていきたい」と気を引き締めた。

 遊撃はレギュラー候補の上川畑が負傷離脱。新庄監督は「その間に、水野君とか細川君とか結果を出している選手がレギュラーを獲っていくし、シーズンでも固定されていく。それはもう仕方ない」と自身も経験した競争の厳しさを力説。水野も「こういうチャンスをつかんでレギュラーになった人もいると思う。(上川畑復帰後も)『入るところねえじゃん』って思わせるくらいの活躍ができたらなと思います」と誓った。

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