東京五輪空手女子形の銀メダリスト 清水希容が現役引退 19日に現役最後の演武を披露

 東京五輪の空手、女子形の銀メダリスト、清水希容(30)が現役を引退することになった。所属するミキハウスが13日、発表した。19日に兵庫県尼崎市で行われる全日本実業団空手道連盟 第4回西日本地区大会で現役最後の演武を披露する。

 清水は東大阪大敬愛高から関大に進学した。2013年の全日本空手道選手権では、当時史上最年少で優勝し、そこから7連覇を達成。2016年の世界選手権で2連覇し、東京五輪は銀メダル。23年アジア大会も優勝、長きにわたって、日本空手界をけん引してきた。

 清水はミキハウスを通じて「このたび、5月19日の一般社団法人全日本実業団空手道連盟 第4回西日本地区大会で競技者としての最後の演武を披露させていただき、この機会を持って競技を退くことにいたしました。これまで、たくさんの方々の心へ何か届けられるような形を打ちたいという思いで競技を続けてまいりました。私自身オリンピックの舞台に立てる日がくるとは思ってもいませんでしたが、空手が採用された東京オリンピックに出場させていただくことができ、夢のような時間でした。このような、かけがえのない経験ができたのも、サポート、応援してくださった方々、所属であるミキハウスのサポートのお陰と、とても感謝しております。演武当日は、皆さまに今までの感謝の気持ちを込めて演武いたします」とコメントした。

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