「練習試合、オリックス５－７楽天モンキーズ」（２５日、ＳＯＫＫＥＮスタジアム）

　先発４本柱の一人として期待されるオリックスの東晃平投手（２４）が台湾・楽天モンキーズ戦（ＳＯＫＫＥＮ）で今季初実戦登板。相手４番に本塁打を許すなど、１回３安打１失点に終わったが、「球自体は悪くなかったと思っている。初実戦にしては良かった」と収穫を得た登板となった。

　昨年まで同僚だったドジャース・山本から助言を受け、ツーシームに磨きをかけている最中で、直球のイメージを持ちながら投じている。この日も１球だけ試投し、「相手打者が三塁側へのファウルになって、ああいう反応になるなというのが分かった」と把握した。

　三回から登板して計１２球で交代し、交代後はすぐにブルペンへ直行。次回登板に備え、投げ込みで感触を確かめた。入団以来７連勝で球団記録を更新中の東。直球、変化球に磨きをかけ、さらなるレベルアップを図る。