中日・中田 清原氏から太鼓判「4番打てる」 フリー打撃で移籍後初の特大柵越え

 ロングティーを行う中田
 (左から)立浪監督、中島、中田らと談笑する清原氏(撮影・開出牧)
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 中日の中田翔内野手(34)がキャンプを訪れた清原和博氏(56)から新天地での活躍に太鼓判を押された。同氏は「監督が決めることですが」と前置きした上で「4番を打てる力はあると思います」と断言した。

 通算303本塁打の大砲が、同525本塁打の先輩の期待を膨らませるスイングを見せた。清原氏も見つめる中で始まったフリー打撃。28スイング目に左翼の防球ネットの上部にぶち当て、移籍後初となる特大の柵越えを披露した。

 「入ったと気付かなかったよ」。丁寧にスイングし、確実にとらえることを心がける「大人の打撃練習」を目指しており、37スイングで柵越えは1本。それでもさすがの飛距離だった。

 清原氏は「やっぱり力があるなあと思います。キャンプ2日目でよくバットが振れている」と目を細め、「僕も(移籍の)経験がありますが、最初は力みますから。リラックスして自分の力を信じてやればいけると思います」と助言も送った。

 新天地で2日目の練習を終えた中田は「体がバリ重い。2日目でこれってもうやばいかな。ユニホームを着てフィールドに立つと違う緊張感もある。それでどっと疲れているのかな」と苦笑い。しかし、心配無用だ。「第1クールは毎回こんな感じ。次のクールくらいから切れも増してくる」。打撃練習後はそのロングティーで振り込んだ。先輩の言葉も胸に刻み、一歩ずつ確実に前に進んでいく。

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