ハマの“Ｍ－１王者”が目指す舞台は、お立ち台での競演だ。ＤｅＮＡの上茶谷大河投手（２７）と入江大生投手（２５）が２５日、ファンフェスティバル以外での漫才披露を誓った。

　夢舞台を二人で思い描き、入江は「知名度を上げていきたい」と笑った。今年のファンフェスティバルでは台本無視のアドリブバラエティーを披露。コンビ「ドドリア」としてオフの主役を独占している。コンビ名の由来は大御所・クリームシチューらに習ったといい、上茶谷は「面白い食べ物ということで。２秒で決まりました」と説明。息ぴったりで相性も抜群だ。

　今季苦しい場面での好投でチームを救った上茶谷は、来季に向けて先発＆中継ぎの両にらみで準備を続ける予定。ケガに泣いた入江は球速アップに向けて取り組んでいる。個性豊かなドラフト１位・度会（ＥＮＥＯＳ）も光を放つが、「僕たちはコンビで活動しているので、トリオにはなる予定はまだない。グッズも作ってほしいですね」とは入江。来季こそ、コンビで脚光を浴びるシーズンにする。