ゴジラ松井が左打者になった原因は?子どもの頃は右打ちも「打ち過ぎて…」「右ならもっと打てたのに」
阪神OBの掛布雅之氏が23日、自身のYouTubeチャンネル「掛布雅之の憧球」を更新。巨人、米大リーグ・ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏をゲストに対談した。
子どもの頃は右打ちだった松井氏。左打ちに変わった理由を掛布氏が聞くと、まさかの理由が飛び出した。
小学2、3年まで右打ちだった松井少年だが、兄と一緒の三角ベースで「打ち過ぎて(兄たちが)気にくわなかった」。父の影響で熱烈な虎党だったため、兄から「掛布も左打ちなんだから、おまえも左で打てよ」と言われて転向したという。
「掛布さんのせいですよ。右ならもっと打っていたのに」と冗談めかした松井氏。しかし、左に変えた当初はなかなか打てず、「悔しくてどんどん打っていた。練習すれば打てるようになるとわかった」とその努力がプロへの道筋になった。
1985年の阪神日本一当時は小学5年生で、憧れの掛布選手は「かっこよかった。しぐさをひとつひとつ見ていた。(守備で)なぜ土をなめるのかなと思っていた」という。強打者のルーツが自分にあると知った掛布氏も「うれしいなあ」とご満悦だった。