阪神ドラ2・椎葉 徳島に“凱旋登板”熱望 公式戦75年最後「野球人口が増えてくれたら」
阪神ドラフト2位・椎葉剛投手(21)=四国ILp徳島=が22日、徳島市内で行われた「Xmas野球教室」に参加した。徳島県内では75年を最後にNPB公式戦が実施されていないだけに、徳島での試合実現を熱望。猛虎戦士としての“凱旋登板”に夢をふくらませた。
独立リーガーとして試合を行っていた鳴門・オロナミンC球場が、NPB公式戦誘致を狙って全面改修し、26年度中に再オープン予定。リニューアル工事は椎葉も把握しており、「できれば投げたいです。できればいいなと思います」と徳島での試合でマウンドに立つ姿を思い浮かべた。“阿波っ子”と呼ばれる徳島の子どもたちにとって、特別な意味を持つ地元開催。「野球人口が増えてくれたら」と願った。
この日は徳島の球団施設で小学生50人にアドバイスを送り、真新しいタテジマのユニホーム姿も披露。「似合ってるね、って言ってくれるんでうれしいです」。今年鍛錬を積んだ場所で、未来を切り開いた喜びをかみしめていた。